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■１年ぶりの町田校での満貫全席
　３ヶ月に１度行われるニューロンの全国大会・満貫全席が１０月２８日にニューロン町田校で開催されました。各校舎で順番に満貫全席を行うので町田校でやるのは１年ぶり！参加者の約４割が町田勢という中、熱い闘いの幕が切って落とされます。さて本日の優勝者には全国１位の栄誉＋来年２月に大阪で行われる、プロ団体からも代表選手が出場する優勝賞金１００万円『金龍王決定戦（マツオカ社主催）』への参加招待状が贈られます。ということで、普段は「優しい！」と評判のスタッフ陣もマジで勝ちに行きますよ〜♪

■予選 - 言葉の代わりに牌の音
　さぁ大会が始まりました。…ん？会場の様子がいつもと違う！？町田校と言えばニューロン随一の元気な校舎。皆しーんとした中で対局してます。それぞれの想いを言葉ではなく、牌と牌で語り合う。大会ならではの雰囲気もまた良いですね♪皆の想いが交錯した１〜３回戦が終わり、４回戦は順位ごとのテーブルへ。上位４名の卓は３名が蒲田校代表…このままでは決勝卓に町田校の選手がいないという寂しい結果になりそう（泣）みな諦めずに頑張ってくださ〜い！
　そんな中、決勝へと駒を進めたのは…予選トップ通過は蒲田校の松下さん！大学生ながらも決勝常連の強者です。予選２位は蒲田校代表で参加者最年少の小倉君！高校生ですがスーツでビシッと決めてやる気満々です。予選３位は町田校の星野さん！今年で７６歳になられ、参加者最年長です。そして予選４位は蒲田校の室伏さん！日本プロ麻雀連盟に所属しており、先日タイトル戦で優勝されたばかり♪今大会でも順当に決勝へと残られました。高校生＋大学生＋麻雀プロ＋ご年配の愛好家とニューロンらしい決勝卓となりました。

■決勝 - 優勝の行方は？？
　多くのギャラリーに囲まれて決勝が始まりました。私は誰の後ろで見て応援するか悩みました…うん、星野さん！約１年前に町田校にいらっしゃり、スタッフからの現代のルール・マナー等の厳しい指導を素直に聞き入れて、いつもにこやかに麻雀を打つ姿をずっと見てきていた星野さんに、決勝に残ることができなかった私の想いを託すことにしました。
　年配者が多い町田校のギャラリーを多く集めたのは松下さんと小倉君でした。その心境は孫の生末を見守るような感覚なのでしょうか。静かな幕開け…になんてなりません！東１局は室伏さんの一発ツモによるハネマン。東２局は松下さんの一発ツモで満貫。東３局は小倉君の一発ツモ！…ならずで一人テンパイ。東４局は星野さんが満貫をツモあがるという満貫以上が連発する東場でした。南場に入りここまでアガリが無かった小倉君が2600をアガリ迎えた親番。現時点で４位の小倉君は形式テンパイと1500点のアガリだけで、なんと！７連荘！なんか親を続けるたびにギャラリー帰って行くんですけど（笑）そんなことにお構いなしの小倉君はついに親の満貫と5800点をアガり親を譲りました。そして南３局は星野さんの親番。形式テンパイを入れて意地の連荘をするも、次局には親が流れ苦しい状況に…そして迎えたオーラス。室伏さんが連荘し、親の満貫をテンパイするもジ・エンド。第28期満貫全席を制したのは、雀暦わずか１年の高校生、小倉徳仁君でした！おめでとうっ♪なんとニューロン最年少記録での全国制覇のおまけつき！
　決勝が終わったあと、皆が勝者の小倉君のまわりに集まる中、私は星野さんに声をお掛けしました。『以前は会社の付き合いで麻雀をしていただけで嫌々やっていたけど、ニューロンに通うようになってからは麻雀がとても楽しくなった！』『今日みたいな大勢の方に観戦されながらの麻雀は初めてだから緊張したけど、また挑戦してみたいな』という嬉しい言葉を頂くことができました。幼稚園生から９０台の年配の方まで集まるニューロンらしい大会となってとても良かったと思います。あ、小倉君100万円もらったらなんかご馳走してね〜（笑）

■優勝の小倉徳仁くんのコメント
　普段、負けキャラが定着しているので名誉挽回するのと、ここで負けると次回大会までの六ヶ月またふりだしに戻るので終始「負けられない」と思いながら対局していました。それによりスゴい緊張感で、一年前初めて麻雀をした時のような新鮮な気持ちで対局に挑む事ができてとても楽しめました。滅多に無い貴重な機会を最高の形で終われたのはホントにうれしいです。来年の二月の全国大会、金龍王決定戦。師匠中里修樹先生と一緒に大阪まで行って全力で戦い抜いてきます！