ノーレート麻雀ネットワーク ニューロン

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2008年10月19日第32期 満貫全席

選抜選手

第32期選抜決勝大会は、ニューロン麻雀スクール蒲田校にて満員40名で開催。参加選手は、主要加盟校の蒲田校・町田校・池袋校、そして山梨校や大学麻雀部、子供教室より選抜。また今期より新たに、カルチャー講座の女性会員を中心に月例で開催している「仲良し大会」から、初年度の年間チャンピオン・田中淳子プロも参戦。

決勝進出者4名
【一位通過】

渡辺司選手 +91000点

山梨校設立者。地元の増穂を中心に活動を展開。国際公式ルール愛好家。大会当日の朝6時に出発し10時に会場到着。体力的なハンデを乗り越えられるか。

【二位通過】

小倉徳仁選手 +79500点

現在、子供教室最強の高校生。第28期満貫全席優勝や夏合宿2008優勝など実績多数。今期も「麻雀大会用に父親に買ってもらった」スーツ着用で本気モード。

【三位通過】

並木俊和選手 +77000点

池袋校の実力者。経験豊富でマナーも素晴らしく、初の決勝進出も実力を発揮する期待大。

【四位通過】

木根和樹選手 +63300点

蒲田校の実力者。得意技は「親で連荘して一気に大逆転! 」追い上げる展開になれば有利か。

決勝戦

予選からのポイント持ち越しなしの半荘1回戦。わずか1半荘といえど、大勢の観戦者に取り囲まれて、大きなプレッシャーを受けながら、静寂の中で打つ重みは相当なもの。場の緊張感に飲み込まれず、自分の力を発揮できるかがカギとなる。

まだ高校生にも関わらず豊富な経験を有する小倉徳仁選手。安定した試合運びで要所要所を切り抜け、マージンを保ったままオーラスへ。しかしラス親は小倉選手を良く知る「マクリスト」木根和樹選手。積極的にプレッシャーをかけて小倉選手らの足を封じつつ連荘に持ち込む。

そして最終局。小倉選手が役なしカンチャンで即リーチ。少々勝負を焦った感もあるこの先行リーチに立ち向かいきれない渡辺司選手と並木俊和選手を脇目に、ひっそりと現物待ちのダマテンにかまえる木根選手。「ロン! 5800点」小倉選手の手から勝利をもぎ取った瞬間だった。

優勝・準優勝コメント

木根和樹(蒲田校選抜)

私にとって、今回の大会は前年の蒲田校の大会で、32人中32位という結果に終わったことへの挑戦でもありました。あれから一年、妻には「子供のドンジャラの相手はしないくせに……」などなど嫌みを浴びせられ、職場では「もうあがって麻雀ですか? 」などなど蔑まれながらも、日日是麻雀で励んできました。その結果の優勝に『まじなんも言えねえ』という思いです。賞金を手に入れたとたん嫌みや蔑みは、喝采と祝福に変わり、ご馳走でしたの発声とともに瞬くまに消えていきました。正直、私の実力は二枚も三枚も下でしたが、それでも勝つこともあることこそが麻雀の醍醐味だと痛感しました。ありがとうございました。

小倉徳仁(子供麻雀教室)

子供会員である僕は、雀荘が会場のイベントには参加できない等の理由で、正規選手として出場するのは初出場惨敗の26期、最年少優勝でリベンジ成功・栄光の28期、連覇ならずの30期、に引き続き4度目。いつも通り勝負スーツでビシっと決めて出場。

予選は、役満を和了ったりしてサクサク点棒を稼ぎ決勝に進出。二度目の決勝進出ですが、尊敬すべき中里修樹プロや、そのほか顔を知っている大勢のギャラリーに見られたのでとても緊張しました。

結果は、蒲田校でもよく同卓する木根さんにオーラスでリーチ棒差で捲くられるというなんとも無残な負け方。他にも色々な選択肢があっただけに一日中悔やみました。みんな「2位でもよく頑張った」と声をかけてくれたけれど、2位で満足してはいけないと思います。

次回出場まで、日々精進です。

上位入賞者
順位氏名選抜実績
1位木根和樹蒲田校
2位小倉徳仁子供教室28期優勝
3位渡辺司也山梨校
4位並木俊和池袋校
5位中里修樹プロ蒲田校26期優勝
6位片山邦夫プロ国際ルール31期優勝
7位芹沢友輔プロ本部推薦
8位松本訓和蒲田校
9位鈴木真理子本部推薦
10位小池哲之文教大学
主催
ニューロン麻雀スクール蒲田校
協賛
ニューロン本部
会場
ニューロン麻雀スクール蒲田校
定員
40名(満席)
会場となった蒲田校からは総勢18名が出場。ホームの強みを生かせるか!?
会場となった蒲田校からは総勢18名が出場。ホームの強みを生かせるか!?
右上は中里修樹プロ。蒲田校で育った若手選手の姿が目立つ。
右上は中里修樹プロ。蒲田校で育った若手選手の姿が目立つ。
子供教室の小倉徳仁選手。高め大三元ツモも落ち着いた様子。
子供教室の小倉徳仁選手。高め大三元ツモも落ち着いた様子。
観戦者が群がる決勝卓。独特の緊張感が場内を包む。
観戦者が群がる決勝卓。独特の緊張感が場内を包む。
決勝進出者。左上=小倉徳仁選手 右上=木根和樹選手 左下=並木俊和選手 右下=渡辺司選手
決勝進出者。左上=小倉徳仁選手 右上=木根和樹選手 左下=並木俊和選手 右下=渡辺司選手
表彰式。真剣勝負を終えた10代から60代までの選手の表情が清清しい。
表彰式。真剣勝負を終えた10代から60代までの選手の表情が清清しい。