ニューロンでは骨髄バンクの普及啓蒙を目的としたチャリティ事業を経年的に行っています。これは2001年にニューロン西日本統括の山口明大が白血病を患い、骨髄移植によって一命を取り留めたことがきっかけで始めた事業です。
2014年度は加盟校での募金活動、友好団体や協賛企業のご支援、そしてメインの東京大会を開催しました。お預かりした募金40万円は骨髄バンク普及活動を推進する諸団体へ寄付しました。
「継続は力なり」という言葉をかみしめながら、できる範囲で精一杯、山口明大と共に活動をつなげていきたいと思います。イベントにご参加くださる愛好家の皆様。あらゆる面でご支援・ご協賛くださる各団体や企業の皆様。この小さな事業をこれからも見守っていただければ幸いです。今後ともご協力よろしくお願いします。
10年の軌跡と奇跡
2005年9月、骨髄移植後3年。学生時代からの仲間たちが私の社会復帰記念として企画してくれた山口明大復活祭。ただの麻雀大会では面白くないと軽い気持ちで骨髄バンクとコラボしたいと発案したのが始まりでした。
この10年間で、のべ1,500人の方が協力してくださり、総募金額は300万円を超え、10名以上の方が当イベントをきっかけにドナー登録をしてくださりました。
小さなことからコツコツと、好きな言葉です。努力や練習が嫌いだった自分がこんなことを言うようになるとは思いませんでした。これも10年間、たくさんの人たちに支えられて続けることができたからだと思います。繋げることの難しさを痛感し、繋げることの大切さを学びました。
この10年間での出会いは全て奇跡だと思います。あの時、ドナーの方がみつからなかったら……
今も闘病中の仲間が自分と同じ幸せな軌跡をたどれるよう、これからも皆さんのお力を借りながら、自分と関わった人、出会った人に命の大切さを伝えていければと思っています。
ありがとうございました。
今回もたくさんの方々にご参加いただき、ご協力をいただいて無事に開催することが出来ました。
骨髄バンクチャリティ麻雀大会は、今年でなんと10年目になります。
主幹の山口君が大会の挨拶でも話してたのですが、立ち上げよりも継続することの方が難しい、と。でも、継続していけることは大きな力になります。もちろん、ご協力いただける皆様、ご参加くださる皆様のお力ありきの話ではございますが。
骨髄バンクチャリティという冠が付いているせいか、敷居が高いと感じる方がとても多いようです。
ですが、チャリティ大会に参加したからといって骨髄バンクに登録しなくてはならない、という訳では無いのです。もし私がお願いしたいことがあるとするならば、
拡散して欲しい
です。私の願いはともかく、ただの麻雀大会としてご参加くださるのも良いかと思います。袖擦り合うも他生の縁と申しますし。あまり気負わずご参加いただければ、と思います。まだまだこの先も10年20年と、麻雀プロとして骨髄バンクサポーターとして活動していきたいと思ってます。皆様には、お時間と心の余裕のある時にご協力いただければ嬉しいと思います。無理をせず、出来ることを出来る範囲で。
最後になりますが、改めてご協力くださった皆様、大会に参加してくださった皆様、読んでくれたあなたに感謝致します。
初めまして、日本プロ麻雀連盟の河野みのりです。
今回、初めて骨髄バンクチャリティ麻雀大会に参加させて頂きました。
元々のきっかけが、「ルーラー山口プロが患った病気の快気祝いをやるか! 」という言葉から始まった麻雀大会ということを聞きました。
2005年から始まり、年に一回必ず行われるというこの大会。
年を重ねるごとにどんどん参加者、募金額が増えていっているということに感動しました。
大会では、ご病気を患った方々の体験話をたくさん聞かせて頂き、会場のみんなが真剣な眼差しで聞いていて、白血病についての知識が乏しい私自身も言葉にすれば難しいけど、とても胸が熱くなる感じがしました。
麻雀大会やオークションでは、会場がひとつになって盛り上がり、麻雀を通してたくさんの方々と触れ合えたり、お話したりと本当に楽しい時間を過ごすことができました。
今回、私が1番心に残ったのが、ルーラー山口プロを始め、二階堂瑠美プロや参加者1人1人の暖かさでした。積極的に募金したり、骨髄バンクに登録された方々もいたり、、、
この大会に参加できたからこそたくさんの出逢いがあり、暖かさに触れることができました。本当に参加できて良かったなと思いました。
来年も是非参加させて頂きたいと思います。
私の兄は四年前、急性骨髄性白血病と医師に診断されました。兄は骨髄移植はしなかったのですが、抗がん剤治療を行い、今も3ヶ月に1度骨髄から注射を打っています。
兄の闘病生活を知っている私にとって、この大会は絶対にお手伝いさせていただきたいものでした。
大会中には、実際に骨髄性白血病を患った方のお話や、骨髄バンクにドナー登録をして、何処かの誰かの尊い命を救った方のお話などを聞くことができて、涙が出る程に感動してしまいました。
知らなかったことも沢山知れました。
ルーラ山口プロのお誘いで、今回の大会に参加させていただけたことをとても嬉しく思います。また来年、皆様にお会いできる事を楽しみにしています!
ありがとうございました!
この度、ニューロン骨髄バンクチャリティー大会に初参加させていただきました。
麻雀大会では皆さんとわいわいと楽しかったですし、チャリティオークションもとても盛り上がりましたね♪
本当にこの大会は笑顔で溢れていました!!
骨髄バンクについて、恥ずかしながらあまり知識が無かった私ですが、今大会を通してたくさんのことを学ばせていただきました。
ありがとうございます。
こちらの大会がもっともっと大きな大会となることを祈っております。
また来年も参加できたら嬉しいです!
8月31日、夏の暑さが少し和らいできた新橋にて、毎年恒例となった骨髄バンクチャリティー麻雀大会が行われました。
この大会も、今年でなんと第十回目。この記念すべき回にゲスト参加させていただくことができました。他にもプロ雀士の方々が多数参加していました。
「自分の好きな麻雀で何か恩返しがしたい」って思ったのが始まりでした。プロ・アマ・団体を問わず、麻雀が大好きな人、一緒に楽しみましょう!骨髄バンクは会ったことのない人の命を救います。麻雀は初めて会った人たちが楽しく卓を囲めます。人と人のつながりはどこまででも広がります。麻雀を通じて「命の輪」をひろげてみませんか?
というニューロン西日本統括の山口明大プロの呼びかけで、毎回定員を大幅に超える応募があるというこの大会。今回も会場は大変賑やかで、和気藹々としていました。
主幹の山口プロや二階堂瑠美プロによる開会式が終わると、さっそく麻雀の開始です。半荘4回戦のトータルポイントを競います。各卓にゲストが入り、終始明るい雰囲気の中、真剣勝負が行われました。この大会独特の雰囲気、素敵です。
ちなみに私は3着、2着、2着、3着という空気のような成績でした……。役満をアガったプロもたくさんいたのに!でも、半荘の合間にいろんな方とお話して、麻雀愛を共有できて幸せでした。
そして、今回麻雀以上に心に残ったのは白血病と骨髄バンクについての講演会でした。この講演会は、3回戦と4回戦の間に行われました。
まずは山口プロ、ゲストでいらしていた大谷貴子さん、格闘家のノブ・ハヤシさん、そして山口プロを含む白血病に罹られたことのある五名の方がお話をしてくださいました。皆様病気を克服されてとても輝いた笑顔をしていらっしゃったのが、とても印象的でした。
本当に、病気に罹っていたのが信じられないくらいです。感動して心が熱くなりました。
そしてその後、骨髄バンクに登録して実際に骨髄を提供した経験のある方にもお話をしていただきました。これが本当に素晴らしかったのです。
私は骨髄バンクに登録していません。生来貧血気味なのもあって献血もしたことありませんし、注射もどちらかというと苦手な方だと思います。
でも、基本的には健康だし、こういう大会に参加するくらいですから骨髄バンクに対する興味はあります。意外と私と同じような感じの人、世の中には多いのではないでしょうか。
骨髄提供時の痛みについては個人差があるから一概には言えないけれど、親不知を抜くよりは大変じゃないということ。三食昼寝付きの3泊4日の旅行気分で入院なさったということ。骨髄穿刺のときは全身麻酔で記憶がないということ。
これらのお話を聞いて、今まで骨髄バンクについて無知だったために抱いていた恐怖感が少なくなり、骨髄バンクに対するハードルが低くなったような気がしました。知ることってとっても大切ですね。
あとは、この大会を機に骨髄バンクに登録した方のお話も聞けました。骨髄バンクへの登録は献血センターで2ccの血液を採取して、30分くらいでできるそうです。とても簡単ですね。
皆様、本当に素晴らしく、ためになるお話をどうもありがとうございました。
あと、忘れてはいけないのが、これも毎回恒例となっている、チャリティーオークションです。
毎回多数の著名人やゲストの方々が出品しています。豪華な品々が、すべて1000円からスタート!
「2000! 」「2600! 」「3900!! 」「5200!! 」「8000!!! 」……
そう、このオークションは麻雀大会らしく、麻雀のアガり点の値段で落札するのです。面白いですよね。麻雀以上に白熱した勝負が見られたかも!? 大盛り上がりのチャリティーオークションでした。
オークションが終わると、閉会式へ。成績発表と賞品の贈呈が行われました。ブービー賞やキリ番賞など、上位以外にも賞がもりだくさん! 皆様豪華商品を受け取っておられました。
そして、栄えある優勝は、この日国士無双をアガった、最高位戦日本プロ麻雀協会の吉田光太プロでした!
「僕は健康なので、ぜひ他の方に……」と言って、賞品の人間ドックチケットを、大会の行われた31日にちなんで31位の方にゆずっていらっしゃったのが面白かったです。
最初から最後まで大盛り上がりだったこの大会、最初に載せた山口プロの言葉通り、初めて会った人たちをつなぐものとなったのではないでしょうか。そして、つながったみんなの麻雀愛を通じて骨髄バンクに貢献できたのであれば、これ以上うれしいことはありません。
この素晴らしい大会がいつまでも続くことを祈ります。参加された皆様、そして運営してくださった皆様、本当にどうもありがとうございました。
皆様初めまして。日本プロ麻雀連盟29期生の山本秋桜里(しおり) と申します。
今回この素晴らしい大会に初めて参加させて頂き、たくさんの貴重なお話を聞くことができ、今までに無い気持ちを抱かせてもらいました。まだ、この大会に参加したことのない方に私の体験を通して普段のなにげない日々の大切さについて伝えたいので、私の気持ちを書かせていただきます。
私が今大会を通じて気付かされたことは、普段なにげなく近くに居る人がとても大切だと再認識させられたことです。私の1番身近な存在では、今大会を主宰している山口さんでしょうか。
山口さんと出会い、麻雀を打ち、おしゃべりをし、ご飯を食べたり、そんな当たり前のこと全てが、山口さんに骨髄を移植してくださった当時20代の女性の方がいらっしゃらなければ無かったことかもしれないのです。
骨髄バンクチャリティ麻雀大会も10周年だと伺いました。今回の大会でもたくさんの出会いや再会がありました。今まで参加した方々もきっとそうであったと思います。その全てがもしかしたら無かったことかもしれないのです。
誰かが生きていてくれていたことで叶ったことであり、始まったことなのです。生きているのが当たり前。そんな感覚しか持ち合わせてなかった私にはとても有難い経験でした。
会場には山口さんだけでなく、他にも元白血病患者の方がいらっしゃいました。その方たちの周りにも私と同じように普段のありがたさを感じた人たちがたくさんいたと思います。
今回のこの経験を生かして、私も周りの大切な人達をより大切に思い、「普段」のなにげない生活を大切に生きていきたいと思いました。何か言葉には出来ない大切なものを得られた気がしています。
次回は出品だけでなくオークション落札も積極的に参加したいと思っています。猫の手くらいかもしれないけど誰かのお手伝いが出来ます様に。
きっと麻雀を知らなかったら骨髄バンクのことも知らなかったと思います。麻雀を通じてこんな経験が出来るなんて、関係者の皆様、参加して下さった皆様、声をかけて頂いた山口さんには本当に感謝しています。
長文になりましたが、お付き合い有難うございました。来年はこれを見ている方も、ぜひ会場に足を運んでください。お待ちしております。
皆さんにも奇跡が起きますように☆
主催者のルーラー山口プロは、ご自身が白血病になり、ドナーから骨髄液の提供を受け、現在とても元気なお姿でいろんな活動をされています。大会中も、全卓をまわり参加者全員に声をかけ、山口プロの人柄で会場は温かい雰囲気に包まれていました。
私自身も、同卓した方々とたくさんのお話をさせて頂きました。中には、骨髄バンクに登録したという方もいらっしゃいました。優しい方ばかりで、大会を楽しむことが出来ました。
また、講演では元患者やドナーの方の貴重なお話を聴くことが出来ました。その際の、お話を聴く皆さんの真剣な眼差しにも感動しました。
皆さんがこの大会を大切に思っているのだということ、そしてこのチャリティー大会を通じて、全員が1つになっていることを体感してきました。その輪の中に私もいれたこと。本当に嬉しく思います。
私達が知らないだけで、たくさんの方が白血病で苦しんでいます。
少しの勇気で人の命が救えるのだと、教えてもらいました。私にも出来ることがあるかも知れない。そう深く考えさせられた1日でした。
素敵な体験をさせて頂き、ありがとうございました。
麻雀は人と人を繋げてくれるゲーム
今回も大会に参加させて頂き、こんな言葉を思い出しました。
私はこの大会に誘って頂いたのをきっかけに骨髄バンクの存在を知りました。
ドナー登録の方法、そして実際に骨髄を提供した方の話を聞けてとても勉強になります。そして何と言っても会場に集まった方達の熱意と誠意が伝わってきました。
日ごろの雑念が消えて、清々しい気持ちで麻雀を打てたのは皆さんのお陰でしょう。
麻雀を通して骨髄バンクが少しでも広まっていくことを今後も楽しみにしております!
*文中すべて敬称を略させて頂きました。