健全な麻雀文化を普及するニューロン

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夏休み恒例の子供だけの麻雀大会第26回ミニドラバンバンを健康麻将ふれあいサロンにて開催しました。今年も定員40名を超える申込みがあり、残念ながらキャンセル待ちのまま参加できなかった子も。

構成は小学生20名、中学生14名、高校生6名。初参加は3割ほど。子供教室ではこの数年、テレビや新聞で紹介していただいた影響から、未経験者の小学生の受講生がとても増えていて、大会に出場できるレベルに達した子の姿もちらほら。

最年少の中澤暁くん7歳。強豪のお兄さんお姉さんがいる中、50分×4回戦という長丁場にも関わらず、集中して頑張っていました。もし私が7歳の頃に参加したら? と想像すると、落ち着いて50分も座っていられなかっただろうと思います

初参加の馬渕映実さん9歳。まだ知らない人と対局するのに慣れていません。ご両親と相談して「途中で棄権するかも」と話し合っていました。でも本人が「最後までやる! 」との意思を示してくれて、しっかりと4回戦を打ち切りました。

若林大介くん12歳。2015年は優勝、2016年は準優勝の注目選手でしたが、1，2回戦で大きく失点してしまい上位入賞の可能性はほぼ消滅。それでも気持ちが折れることなく3，4回戦で奮起し、失点を大幅に取り戻しました。精神面の強さを感じさせる内容でした。

豊田丈司くん17歳。2回戦で国士無双を決めて大きくリードしましたが、後半戦で失速して入賞圏外へ。「国士無双で運を使いきってしまいしました。」と苦笑い。

廣澤拓人くん13歳。暫定3位で迎えた最終4回戦。5歳から子供教室に通うベテラン谷口海翔くん16歳を同卓で倒しての見事な逆転勝利。表彰式でマイクを向けると「あの…うれしいです…」と少し恥ずかしそうに答えてくれました。

スポーツなどの競技と同様に、限られたチャンスで結果を出すのはとても難しいことです。経験が豊富で実力のある人でも、経験の浅い不慣れな人に負けてしまうことも多々あります。

点数のやり取りや局の進行など、小さい子のサポートをしてくれた中高生のみんなへ。時に悔しい思いをしながらも、周りを気遣ってくれる優しさに、この場をお借りして感謝の意を伝えたいです。本当にありがとうございました。また来年も皆さんの参加を心よりお待ちしております。

品川子供教室主任講師山本健(文教大学競技麻雀研究会OB)