2018年03月18日、ニューロン麻雀スクール川崎校にて、ニューロン本部主催の全国決勝大会『麻雀天下一武道会2018』が開催されました。
ニューロン全国一位を決めるタイトル戦『麻雀天下一武道会』。出場者8名は各大会の優勝者・各地域の選抜者と強豪ばかりです。
「加盟校ランキング」入賞者による選抜競技会「満貫全席」で優勝した方です。
本部主催イベントの入賞者による「天下一武道会予選」(東日本・西日本) で優勝した方です。
子供麻雀教室を対象とした予選会で優勝した方です。
予選は4回戦で上位4名を決める仕組み。決勝戦は東南西場の一荘戦です。
決勝進出4名
子供麻雀教室選抜 中村魁斗さん
西日本・四国選抜 黒石敏基さん
満貫全席優勝 松原利仁さん
満貫全席優勝 鈴木正明さん
決勝進出者4名。優勝は溝口校所属の松原利仁さん!
「やっと勝てた……」
決勝の対局終了時、溢れる涙を抑える事ができませんでした。40歳を過ぎた男の涙など、誰も見たくはなかっただろうし、私自身もそんな姿を晒したくはなかったのですが…。対局中、数々の放銃牌を抑えてきたつもりでしたが、自身の感情だけはもう止める事ができませんでした。
ニューロンさんには妻と子供4人と、家族そろって10数年お世話になっております。この大会にも何回か出場させて貰っているのですが、全くもって結果を出す事ができませんでした。たった8人で優勝を争う。いっけん簡単そうに思えますが、全国各地から選ばれた強豪7名を倒すのが簡単なわけがありません。
そのことを予選1回戦で痛感する出来事がありました。私が一色手を仕掛けていたところ、上家の選手が少考の後リーチをかけ、あっさりと私と同じ色の門前清一色をツモアガったのです。下家をケアしながら最高の手でアガりきる。格の違いを見せつけられた瞬間でもありました。
今にして思えばそれが良かったのかもしれません。彼らよりも大物手を負けずに作ろうと競ったところで勝てる訳がない。ならば安くても早くアガる事を意識して、彼らの大物手を潰してしまおう…と。それを一貫して決勝でも最後まで貫き通したことが結果的に幸いとなり、運も味方してくれて、こんな私が優勝することが出来ました。この経験は私にとって貴重な財産になったと思います。麻雀だけでなく、自身を成長させる貴重な経験が出来て、とても嬉しく思います。
ただ一つ心残りだったのは、子供会員を対象にした「天下一U-18選抜大会」に長男と長女を推薦して頂いたにも関わらず、事情があって参加出来なかったことです。
なので、私には夢の続きがあります。子供たちをさらに鍛えて、親子でこの全国決勝の舞台にたどりつき、同卓で戦うのです。その夢がいつ叶うかは分かりませんが、いつか来るであろうその日を目指し、これからも頑張りたいと思います。
松原利仁 天下一参加歴(2013年度 準優勝) 松原一生(息子) 天下一参加歴(2017年度 7位)