2022年03月12日読売新聞「頭脳戦 子どももプロも」ニューロン子供麻雀教室の記事
読売新聞にニューロン子供麻雀教室の記事が掲載されました。
- 発行日
- 2022年03月12日
- 発行元
- 読売新聞社
- 協力
- ニューロン子供麻雀教室 大阪校
- 記事紹介(該当箇所を抜粋)
- 「リーチ!」「ポン」。大阪市東成区のマージャン用具販売会社「マツオカ」の一室では。ジャラジャラと牌が混ざる音が響く。ただ、卓を囲んでいるのは大人ではなく、子どもたちだ。同社では月に1回、5歳~高校生を対象に「子ども麻雀教室」を開催。参加者は大人さながらの神妙な表情で悩んだかと思えば、講師を務めるプロ選手らに「いい手だね」と褒められてあどけない笑顔を見せる。小学4年の西野文太君(10)は「珍しい役で上がれるとうれしい。もっと強くなりたい」と話す。全国143か所で教室を運営する一般社団法人ニューロン(東京都)は、1997年に子ども対象の講座を始め、現在は12か所で実施。「家族がやっていた」「ドラマのシーンに憧れた」など通うきっかけは様々だ。「忍耐力や思考力が付く」と保護者の評判も良く、マージャンと脳の発育の関係を研究する脳科学外科医・東島威史医師(39)は「参加する子どもたちはIQが高い傾向にあった。相手の牌が見えない分、想像力を働かせるためだろう」と分析する。/ 記者コメント「自分は学生時代にマージャンを覚えた。友人らと朝まで卓を囲み、そのまま授業に出たことも。そんな古いマージャン観を持っていたが、子ども教室で衝撃を受けた。運の要素が大きく、理不尽な場面も多いゲームだが、負けた騒ぐ子は一人もおらず、対局後には頭を下げる。「相手のことを考え、全体を分析する。マナーを守り、あいさつもしっかりする。マージャンは社会そのものなんです」。「ニューロン」と共同で大阪校を運営する「マツオカ」の松岡博文社長(74)が教えてくれた。小学生の息子を見守る母親(48)も「ここに通って友達も増え、性格も落ち着いた。『マージャンの何が悪いんだ』って思う」と話す。マージャン部の高校生が、全国大会でライバルたちとしのぎを削る人気漫画「咲-Saki-」のように、マージャンが普及した世界が実現する日もそう遠くないかもしれない。」