健全な麻雀文化を普及するニューロン

Topics

2015年度骨髄チャリティ事業報告

ニューロン代表　池谷雄一

ニューロンでは骨髄バンクの普及啓蒙を目的としたチャリティ事業を経年的に行っています。これは2001年にニューロン西日本統括の山口明大が白血病を患い、骨髄移植によって一命を取り留めたことがきっかけで始めた事業です。

2015年度は加盟校での募金活動、友好団体や協賛企業のご支援、そしてメインの東京大会を開催しました。お預かりした募金42万円は骨髄バンク普及活動を推進する諸団体へ寄付しました。

「継続は力なり」という言葉をかみしめながら、できる範囲で精一杯、山口明大と共に活動をつなげていきたいと思います。イベントにご参加くださる愛好家の皆様。あらゆる面でご支援・ご協賛くださる各団体や企業の皆様。この小さな事業をこれからも見守っていただければ幸いです。今後ともご協力よろしくお願いします。

東京大会

2015年08月30日新橋新雀荘大会参加88名

参加プロ選手

朝水柚菜安達瑠理華石井あや上田唯小車祥河野みのり西川舞川原舞子松岡千晶手塚紗掬樋口清香ジラフ中村バイキング塚本山本秋桜里吉田彩乃吉田光太根本佳織松田麻矢早坂優里松嶋桃七瀬真実二階堂瑠美

特別講演

大谷貴子ノブ・ハヤシ安達瑠理華他

チャリティーオークション出品

金沢みわ蝶野正洋フェアリー二階堂瑠美川原舞子&松岡千晶早坂優里安達瑠理華&松嶋桃上田唯樋口清香松田麻矢柴田光太郎日本プロ麻雀連盟九州本部石井あやドージョーチャクリキ・ジャパン㈱来賀友志アルバン

後援

全国骨髄バンク推進連絡協議会

協賛

㈱ブルードラゴングループ㈱スリーアローズコミュニケーションズ田辺薬局㈱㈱アルバンマツオカ㈱麻雀採用マーチャオ月刊麻雀界

募金

総額42万を支援団体へ全額寄付
全国骨髄バンク推進連絡協議会
とくしま骨髄バンクを支援する会

ニューロン西日本統括山口明大主幹
自らの白血病体験を元に啓蒙活動

主幹ニューロン西日本統括　山口明大(日本プロ麻雀協会・骨髄バンクサポーター)

2005年からスタートした当イベントもたくさんの人たちに支えられ10年経ち、今年で11回目となりました。

骨髄バンクのこと、白血病のこと、そして命の大切さについて少しでも多くの人に興味を持っていただきたく今年はたくさんの新しいことに取り組みました。

実行委員会を発足し、準備段階からたくさんの企画を出し合い、パンフレットを作ったり、受付から運営、講演にオークション、そして後片付けまで、今まではゲスト的な役割で参加してくれてた仲間が一緒になってイベントを作り、盛り上げてくれました。

そして、たくさんの方が会場に足を運んでくれました。自分の中では今までで一番楽しく嬉しい一日になりました。これからも、みなさんと一緒に楽しく意味のある一日を過ごせるよう頑張っていきますのでご協力よろしくお願いいたします。

参加してくださった方、ご協力、ご支援くださった方々に対し心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

来賀友志(漫画原作者)

昨年に引き続き、骨髄バンクチャリティー麻雀大会2015in東京へ参加させていただきました。しかし今年は1年前とは、また違った思いがありました。

今から20年ほど前になりますが、同じ麻雀愛好家の俳優萩原聖人さんと知り合い、その繋がりで当時シャ乱Qだったつんくさん、そしてUインターの垣原賢人さんを紹介していただき、共にコンサートに行ったり試合を観に行ったりと親交を深めました。

つんくさんはその後、音楽プロデューサーの才能を開花させ、垣原さんもプロレス引退後、ミヤマ☆仮面として東奔西走の活躍をされていました。

ところが御周知のこととは思いますが、つんく♂さんは昨年、咽頭がんを患い、声帯の摘出に至りました。そして垣原さんも昨年の暮れに悪性リンパ腫に侵され、今現在も壮絶な戦いをされています。あれほど元気だった2人が、どういう悪戯なのか共に癌に侵されてしまったことを思うとかなりのショックでした。

つんく♂さんとカッキーは今もお互いに励まし合っており、垣原さんに関しましては、私がプロレスファンの郷田真隆王将を紹介したことがある縁で、先日の王将就位式では彼のために募金活動をしていただきました。ご縁とは本当にありがたいものです。

私自身も改めて、世の中には彼らのように懸命に病魔と闘っている方がいっぱいいるんだと再認識させられました。そして助かる命、助けられる命は絶対に手を差し伸べなくてはならないとの思いも強くなりました。

ですから山口明大プロ、二階堂瑠美プロ、大谷貴子さんらを中心とする、この活動は本当に素晴らしいことだと思います。

残念ながら、私はドナー登録を出来る年齢をすでに超えてしまっていることを悔やみます。しかし、その分いろんな形で力の限り協力をさせて貰えればと思います。

これからはチャリティーによる募金もさることながら、麻雀大会や色んな催しを通じ、もっともっと骨髄バンクの認知度を上げ、ひとりでも多くの方々にドナー登録をしていただけることを、切に願う次第です。

安達瑠理華(RMU)

皆様初めまして。RMUの安達瑠理華です。今回この大会に初参加し、そして対局の合間にスピーチもさせて頂きました。

私は父を急性骨髄性白血病で亡くしているので、この大会は特に思入れがありました。ただ、正直辛い思い出なので最初は参加を躊躇していました。それでも皆さんの前で自分の体験をお話して、色々な方に「私も骨髄バンクに興味を持った」と言って頂いたり、また病気を克服された方達からお話を伺う事が出来て、一つ前に進めたと思います。

私が改めて皆さんにお伝えしたいのは、今目の前にある大切な人の笑顔はいつでも見られる訳ではないという事です。誰にでも明日にでも、どんな病や事故が起きてもおかしくないのです。だからこそ、感謝や愛情は常に伝え、笑顔を大切にしてください。私自身もこの大会に参加出来た事で、より強くその気持ちを持つ事が出来ました。

大切な気持ちを思い出させてくれるこの大会にまた機会があれば、ぜひ参加させて頂きたいと思います。その時はまた楽しい時間を一緒に過ごさせてください。これからの皆さんの生活が笑顔で溢れている事を祈っています。